2010年05月16日

唐沢寿明の出演ドラマ『不毛地帯』

『不毛地帯』の原作は山崎豊子、主演は唐沢寿明。そして、2クール続けての放送。『白い巨塔』の成功をもう一度とドラマ化されましたが、平均視聴率は11.9%。世間的には、描かれていた時代が合わなかったのかもしれません。しかし、唐沢寿明は見せ場たっぷり。相変わらずの安定感を見せていました。

第二次大戦下、日本軍大本営の作戦参謀という任務に就いた壹岐正(唐沢寿明)。終戦を迎え、今度はその頭脳を商社(近畿商事)でいかしていきます。冷静に状況を分析し、的確な戦略を駆使して成功を収めていく彼。次第に支社長・里井達也(岸部一徳)と、最後には社長の大門一三(原田芳雄)ともぶつかっていきます(オチはありますが)。

ただ、おかしいと思ったのが陶芸家・秋津千里(小雪)との関係。妻が亡くなった後もずるずると愛人のような微妙な関係を続けているのです。ビジネスの現場における壹岐正とは異なる優柔不断な態度。この一面が彼の弱点だったという描写なのでしょうか。

既に映画版が存在するため評価を下げましたが、閉塞感が漂ういまだからこそ見ておきたくなる、日本に勢いがあった時代を描いた企業ドラマの秀作です。

おすすめ度:★★★★☆

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posted by たくぞー at 09:49 | Comment(1) | TrackBack(0) | 俳優 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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