『僕の生きる道』(2003)は俳優・草なぎ剛を決定付けたテレビドラマです。主題歌はSMAPの『世界に一つだけの花』。その後に続く「僕シリーズ」の1作目にあたる作品です。
彼の好演はもちろん、スタッフ的には演出・脚本・音楽が優れていました。
演出の中心は星護。『いいひと。』(1997)で草なぎ剛と組んだ演出家です。その後、3作目の『僕の歩く道』(2006)には関わりましたが、2作目の『僕と彼女と彼女の生きる道』(2004)には関わっていません。作品の完成度を考えてみると、星護の力量がクローズアップされてきます。
脚本は橋部敦子。『救命病棟24時』の第1期(1999)、第2期(2001)を経て臨んだ本作。死を中心に扱った難しいテーマを安っぽいお涙頂戴ものにしなかったストーリー展開は秀逸です。
そして、音楽の本間勇輔。星護同様に『いいひと。』にも関わっていました。登場人物の感情を表現する繊細なメロディー。いかに映像作品にとって音楽が重要であるのか、この作品を見ればわかります。
胃ガンにより死を決意した高校教師(草なぎ剛)が残りわずかな人生を悔いのないように生きる話。そのような彼の生き方に影響を受ける生徒達。当時17歳の綾瀬はるか、16歳の市原隼人の初々しい姿も見られます。
草なぎ剛の代表作であることはもちろんのこと、テレビドラマ史に残る名作です。
おすすめ度:★★★★★
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草なぎ剛の出演ドラマ『任侠ヘルパー』
小雪の出演ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』
香里奈の出演ドラマ『僕の歩く道』
2009年07月31日
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