『魔女裁判』は生田斗真が主演を務めたフジテレビのドラマです。平均視聴率は7.3%。深夜枠で放送されたため視聴率的には不利でしたが、それでも10%が一つの目安。この数字をクリアすれば、『ライアーゲーム』(2007)のように映画化もあったと思います(まだ、わかりませんが・・・)。そのくらい、内容的にはいいものが見られました。
物語はある資産家の殺人事件が発生するところから始まります。容疑者は被害者の愛人、柏木鏡子(石田ゆり子)。彼女は10年前にも夫を亡くして保険金を手にしたことがあり、世間では「魔女」と呼ばれた人物です。本当に彼女が殺したのか、それとも真犯人は別にいるのか。サスペンスとミステリーの要素を盛り込んでストーリーは展開していきます。
生田斗真は裁判員の一人、フリーター(自称デザイナー)の吉岡徹を演じました。そして、さすがに主演。中心人物として安定感のある演技と存在感を示しています。
さらに、その他のキャストが魅力的。この要素がドラマのステージを押し上げた背景としてあります。気になった順に挙げれば、
鈴木亮平、中村靖日、滝沢沙織、末永遥、加藤あい、比嘉愛未、忽那汐里。
この中でも鈴木亮平は裁判員を裏で操る組織のボスを演じ、時に生田斗真を上回る突き抜けた存在感を示していました。この不気味なキャラクターを演じられたことで、今後の出演作においても面白いものが見られそうです。
その他、目立ったところではサスペンス感を漂わせるスタイリッシュな映像。演出の中心にいた『ラスト・フレンズ』(2008)の加藤裕将が実力を発揮したのでしょう。
通常枠で放送されていれば、15%付近の数字をとれていたと思える作品。話題の裁判員制度を扱ったエンターテインメントな一作です。
おすすめ度:★★★★☆
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2009年07月23日
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